新宿区在住30代年子のワーキングマザーが人生の新しい幸せを模索するブログ

2018年秋に出産し、現在育休中です。幸せ、食、仕事、婚活、子育て、ライフスタイル、自己重要感など、試行錯誤しながら人生の幸せを追求するブログです。

アラサースパルタ婚活回想記ーシリーズ2『相談所でも戦国時代、婚活PDCAの必要性、婚活の落とし穴、データ(相談所のしくみ、年齢比)』

相談所は最後の砦じゃない!最強の”婚活戦国時代”がそこに待っている!

スパルタ婚活回想記ーシリーズ2を始めたいと思う。

前回、シリーズ1の最後に、

 

「幸せな結婚」には、「いままで結婚できていない自分を変える心づもり」と、「相手を幸せにしたい気持ちをもつこと」。そして、「自分にあった正しい婚活の主戦場を決定」し、スタートをきること。さらに、「実績をあげている厳しい相談所に入ること」

 

と記した。スパルタ婚活回想記のはじめに最も重要だと思う婚活の心構えと正しいスタートラインに立つことの重要性をまず書かなくては、そんな思いから回想記はスタートした。

(早速に読んでくださった方、スターを付けてくださった方、つたない文章をお読みいただき、本当にありがとうございます。この場をお借りして感謝申し上げます!)

 

 

結婚相談所を自分の婚活の主戦場と定めるとき、相談所はよく、”結婚の最後の砦”だと言われる。いやいや、冗談を言わないでほしい。相談所をバカにしないでほしい。

最後の砦と言われるなら、なぜ成婚率が10%という恐ろしい数字なのか。(成婚退会後、互いの気持ちの不一致やどうしても譲れない違いが見つかり、お別れし、再び相談所に戻ってくる人も中にいることを含めれば、成婚退会後、入籍に至る人はもっと少ない割合になるだろう)

相談所はいまや、”婚活戦国時代”なのだ。

「高い入会金を払っているのだから、仲人は私に合う人を紹介してくれるんでしょ」なんてふんぞり返っている人がいたら本当に笑ってしまう。実際にでもそういうマインドでいる人も多いだろう。

本気で、正しい努力をして、汗水ながして、自分を変える努力を続け、自信をもって活動をする人の、ほんの一握りが「成婚」にたどり着ける現実の世界がそこに待っているのだ。本気で汗水、の段階は私や同じ相談所で成婚した子に関して言えば、「仕事をおろそかにしても、仕事以上に魂を込める」段階にきていた。毎日毎日。いつ成婚できるかわからないけど、どの人が本当に結婚する人かわからないけど、実績のある仲人のもと、正しいフォローのもとに、「本気でお見合いを申し込み、本気でお見合いの1時間を過ごし、本気で仮交際のデートを楽しみ、本気で真剣交際につなげ、プロポーズを迎える」のだ。

この一連のなかで、どうしてもお相手との結婚が難しいとき、「ご縁が本当になかった」という言葉が使われる。

 

力のない仲人は、耳障りの良い言葉でいつも会員を励ます。

「今回はご縁がなかっただけです」、「また気持ちを新たにがんばりましょう」。

婚活は、縁で語る時代じゃない。

戦国時代を生きているのに、縁で片付けられるわけじゃない。何がそのときだめだったのか、何が自分に足りないのか。男性に選んでもらえるような女性になるには何が必要なのか。いつも自分を振り返り、分析し、対策を考え、次のお見合いやデートでトライする。仕事のPDCAならぬ、婚活PDCAを常に回し続けなくてはいけないのだ。

 

IBJの直営店で最初に活動していた頃、同じ年代の仲人の女性からは、「若草さんは女性として、本当に素敵です!」、「この会員さんは非常に人気のある会員さんでお見合い・デートに進まれただけで本当にすごいことなんです!」、「次、がんばりましょう」という何も分析も対策もない言葉を言われ続け、私は見事に婚活迷走期に突入した。辛い半年間だった。励ましてくれる仲人がほしいわけじゃない。正しく分析し、厳しくも、婚活戦国時代を戦う武器を教えてくれ、ともに武器を磨き、磨けたことを喜び、そうして努力を毎日続けるうちに、最後にやっと来る出会いを喜んでくれる仲人が欲しいのだ。(ゆえに、真逆の仲人を選び、それが功を奏した。30代の男性仲人でなんでこんなこと言われなくちゃいけないの?!と驚くほど厳しくも、刺し違える覚悟でカツを入れ続けてくれ、気づけば誰よりも会員の幸せな結婚を望む仲人だった)

 

だからこそ、相談所に入ったら結婚できるでしょ、なんて思っている人にカツを入れたいし、そこから死にもの狂いの努力が必要になることを伝えたい。

特に、IBJは男女比=4:6と言われているが、30代前半の女性が30代の男性で年収500万以上の方とお見合いしようと思ったら、そこはまさに激戦区。「男性に圧倒的に有利な場所」で、お見合いすら簡単には組めない現実がそこに待っているのだ。

例えば、月10人にお見合い申し込みをするとして、1人とお見合いが成立したらラッキーくらいの勢いだ。

これじゃ、相談所に入っていてもお見合いというスタートがきれない、ただの幽霊会員になっている。そんな人が大勢いると思う。私も土日お見合いやデートをしたくても、活動できなかった日が沢山あった。

 

 

この戦国時代の現実をどうこじ開けて、「幸せな結婚」を手繰り寄せるか。

移籍後、毎週末、お見合いは5-6件が当たり前、デートも同時に3-4件こなしている状態だった。平日の夜も仕事終わりにデートをしていた。もうへとへとだが、結婚することに絶対あきらめず、頑張り続けた。この2つの相談所の違いはすごいだろう。

まず、就活のエントリーシートと同じである婚活の写真とプロフィール。男性に好感をもってもらう身だしなみ、お相手を和ませる雰囲気・楽しませるコミュニケーション(芸人になったり、自虐を言ったりするのではない。これをしたらただの女友だちで終わってしまう)、貴重な時間を割いて会っていただき、待ち合わせ場所に来てくださって、お見合いのお茶代を支払ってくださることに心から感謝をすること。

どれもが大切なことで、移籍当時、婚活に疲れ、でも高飛車で自分が選ぶ立場だと思っていた私は、スパルタコーチのもとで、何度も泣きながら、悔しい思いもしながら、少しずつ変わっていった。

 

本当に、仲人の力は偉大なのだ。だから絶対に、間違った仲人を選んでほしくない。選んだら、もう婚活迷走時代に勝手に突入してしまうのだ。

 

そうして、移籍後半年経過した頃、主人とお見合いをした。その頃の私はもうありとあらゆる感覚が研ぎ澄まされていて、お見合いをしていても、周りのお見合いの人の様子を観察し、「ああ、この二人はこの次はないだろうな」、「あそこのふたりは次につながりそうだな」と分析していた。相手が自分に好意を持ってくれる瞬間もすぐにわかったし、相手の気持ちが別のお見合い・デートをした人に傾きかけているときも瞬時に冷静に分析した。気持ちはハードで熱い状態を保ち、いつも会っているお相手を穏やかに楽しませようとしていたが、脳みそはいつも冷静にいた。

 

婚活の落とし穴ー一人にこだわり、好きになってしまい、盲目になってしまうこと

婚活中の落とし穴。それは、婚活で出会った一人の人に舞い上がってしまい、勝手に好きになってしまい、盲目になってしまうこと。実らなかったことを悔み、なげき、前に進めず、自信を喪失し、相談所を休会してしまうこと。

 

これは絶対にだめだ。あなたの手のなかには、何人もの身元が保証された男性と会うことができる高額なお金で手にしたパスポートがあるのだ。

自分のそのときの婚活レベルで、勝手に自分の限界を決め、勝手に一人に絞って夢中になり、うまくいかなかったことに苦しみ、パスポートをタンスの肥やしにしてはならない。まだ、知らない男性に沢山会えるチャンスがあるのだ。その大きなチャンスを信じて頑張り続けることが大切だ。

かつて、私も落とし穴に最初の相談所で落ちかけたが、自分で自分のお尻をたたき、なくしかけたパスポートを再び手にしたのだ。

 

婚活にはリミットがあると思う。相談所は何年もだらだら活動する場所ではない。

期限を決めて一球入魂(もうスパルタの言葉しか出てこない苦笑)戦うのだ。仕事より頑張りながら仕事をするのは、本当に大変なのだ。

そもそも婚活できることもラッキーなのだ。婚活をするお金があることも、時間があることもすごいことなのだ。私の知る人は、親の介護が突然必要となり、婚活をやめてしまった。

それを聞くと、「婚活をできること」自体が幸せなことだと痛感する。

 

「今日のお見合い全然楽しくなかった、盛り上がらなかった」と思えば、その理由を分析する。理由は男性側に大きくあったとしても、自分で改善できることを探して、もし同じ人とお見合いするとしたら、次はどんなふうにできるかシュミュレーションする。

自分に大きく理由があっても、必要以上に自分を責め、「やっぱり私なんて」と自己肯定感を恐ろしく下げる必要はまったくない。

人間は変われるのだから。

 

あきらめずに、正しい努力をして頑張り続けた人のもとに、最後に婚活の神様は微笑んでくれる。

私は自分の婚活を通しても、幸せな結婚をした同じ相談所の子を見ても、心底そう思う。

 

 

【参考】

1.結婚相談所のステージ

簡略的だが、IBJの成婚までのステージは表の通りだ。

ステージ1→ステージ2にあがらないまま幽霊会員となり、相談所でスタートがきれない状況。これが一番つらい。

ステージ2が成立すると、晴れてお見合いとなる。お見合いは東京、新宿、渋谷など交通の要所にあるホテルのラウンジが主だ。約1時間ほど、はじめて会う方とお茶をいただきながらお話をする。

ステージ4。お見合いでお互いに「次も会いたいな」と思えば、仲人を介して連絡先を交換。次のデートの約束をする。

ステージ4~5の仮交際期間は3ヶ月と決められている。普通の大学生同士の付き合いとかであれば、「は?!」と思う短さだが、いつでも結婚したいという本気の婚活なので、毎週末会うとしても12回会うことができ、かなりお互いを知ることができる期間だ。この仮交際中は、残念ながら他の人とのお見合いやデートが同時進行でき、人によって、「不器用なのでこの人と集中したい」とする人もいれば、「7-8人と同時進行する」人もいる。私は、スパルタコーチの教えのもと、後者だった。

ステージ6では、お互いが「この人ひとりに絞り、プロポーズ・成婚退会に向けさらに真剣に付き合います」と宣言し、活動する期間。

見事、ステージ7を迎え、成婚退会。めでたし、めでたし、ではないのだ。

前述したように、その後関係を解消し、戻ってくる人が以外といるのだ。

本当の結婚は、ふたりの「入籍・結婚」なのだ。

 

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2.IBJの会員数・年齢層・収入データ

IBJは全国に6万を超える会員を有し、男女比はこれも先述の通り男女比=4:6と言われている。

会員の年齢層は一番ボリュームゾーンが35-39歳。

収入は男性のみ申告要とされており、国税庁発表の民間企業給与所得者の平均収入を上回る収入を持つ男性会員がボリュームゾーンである。

さらに、男女会員の学歴は短大・4大卒が大きな割合を占め、女性の学歴を見ると、「仕事を頑張っている間に30歳を迎え、日常に出会いがなく、安心できる相談所を選んだ」という人がかなりの割合を占めているのではないだろうか。

これらの3データをみて、女性会員が安心して活動ができる(であろう)相談所に入る事実もうなづける。(でも待っているのは戦国時代ですよ!)

 

 

この数字を見ると、楽観的に思うかもしれないが、実際はシビアだ。

30代前半の女性が、30代の500-600万の収入の男性と会いたいと考えるとき、

この「30代で500-600万の収入の男性」の割合はかなり小さくなり、そこにかなりのボリュームの女性が集中してお見合い申し込みをするのだ。

さらには、そんな男性は、20代の女性にお申し込みをし、誰が30代前半の女性に申し込むかといえば、40代以上の男性なのである。

 

私にお申し込みをしてくださった男性の中で、最も最高齢なのはなんと70代の男性だった。職業は医師。みな、好き好きに申し込みをしている現状がわかるだろう。

20代前半と思う女性と60代の男性がお見合いしている現場も目撃した。もはや親子だった。全然盛り上がっていなかった。

 

婚活には、賢い戦略と常に回し続ける婚活PDCA、頼れる仲人、良い方向へ変わり続けたいと願うマインドと正しい努力、結婚を信じてあきらめずに続ける気持ち。

本当に沢山のことが必要なのだ。

 

シリーズ2はここで終わりにしたい。

 

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(データ出典元)
www.ibjapan.com