新宿区在住30代年子のワーキングマザーが人生の新しい幸せを模索するブログ

2018年秋に出産し、現在育休中です。幸せ、食、仕事、婚活、子育て、ライフスタイル、自己重要感など、試行錯誤しながら人生の幸せを追求するブログです。

アラサースパルタ婚活回想記ーシリーズ4『結婚相談所の男たちと目を塞ぎたくなる婚活での失敗分析』

”みんなに好かれなくたっていい、たった一人の人が私を愛してくれればそれでいい”

婚活を始めたばかりの頃、私の婚活戦闘力(婚活でモテ、結婚したいと思ってもらえる女性)をほぼゼロ。婚活戦国時代を勝ち抜くコミュニケーション力も、男性に好印象を与える容姿・清潔感も、相手へのおもてなし・感謝の気持ちも、まったく十分ではなかった。

これは、女性から好かれるとか、仕事で問題なく働いている、とかいうものとは全く違うものだ。30歳を過ぎ、みるみる出会いの場もデートの数も減れば、男性を意識する生活からも遠ざかっていった。身体にもお肉がつき、若い時みたいに落ちなくなった。

 

誰もが思う、”みんなに好かれなくていい、たった一人の人が私を愛してくれればそれでいい”。アナ雪の”ありの~ままの~”を大合唱する女性たちの姿が思い浮かぶ。

”男性みんなに好かれる必要はない、運命の人と出会ってお互いを好きになり結婚できればそれがハッピー”

昔はそう思っていたけど、婚活戦国時代を必死に戦ったあと思うのは、”それは違う”ということ。

世の中、そんな美味しい話はない、と。

 

恋愛(出会いやデート)からしばらく遠のいていた人、または全く経験がない人が、自分がたった一人の人と思う素敵な人に出会ったとき、上手に自然に、恋愛がスタートするだろうか。

いやいや、もう気持ちは舞い上がって頭の中はパニック。緊張はマックスになり、顔面は赤面して、しどろもどろになるだけだろう。The Endだ。

 

 

婚活をしている人は、いろんな人がいる。

私が所属していた結婚相談所では、女性同士(会員のほとんどが女性という相談所だった)の横の交流も盛んで、成婚した今でもすごく仲がよく、婚活友達から、今はママ友になっている。

みんな、一生懸命仕事で働いてきて、気がつけば結婚を考える年齢になり、普段の日常に出会いがなく(もしくは結婚を考えていて付き合っていた彼と別れてしまい)、安心できる出会いとスピーディーな結婚を求めて相談所に入ってきた子たちだ。

学歴も日本の上位大学を出た子も沢山いて、職業は医者、マスコミ、ファッション、銀行、製薬、SE、歯科衛生士、事務など幅広い。

 

婚活をしている女性はモテないのではない決して決してない。

結婚を意識した努力(3つの努力:コミュニケーション力、容姿・清潔感、相手へのおもてなし・感謝の気持ち)よりも勉強や就職、仕事を優先してきて今に至る人が多いのだ。真面目な下地がある人が多いように思う。

だから、今から結婚を意識した努力を実績のある仲人の指導のもと、1日1日積んでいけば、すぐさま、相談所でも引手数多のモテる女性・結婚したいと思ってもらえる女性に変貌を遂げ、その中から自分が幸せな結婚を送れる人を堂々と選ぶことができるのだ。

 

小さい頃から男性を虜にするような術を特訓してきた女性は幼い頃からそうした努力をしてきている。そのような特訓をするのだ。いまから。

 

そして、自信をつけて婚活の3つの力をつけ、”たった一人の人”(やまとなでしこを思い出す!)に出会ったときも、パニックにならず、自信をもって余裕をもってお見合い・デートに臨めるのである。

 

 一方、相談所にいる男性はどうだろうか。

私の経験上、やはり彼らも日常に出会いがなく、結婚を求めて相談所に入っているのは共通している。女性に対しての態度は2極化していて、女性に慣れているか、そうじゃないか。女性に慣れていない人(※シリーズ3の表では、A/F、D/I、E以外)の特徴で多かったのは、「誠実・でも奥手・次のステップに進めることが自信がない・会話はゆるやかに進む」。一方、女性に慣れている人(※シリーズ3の表では、A/F)の特徴で多かったのは、「稼ぐできるオレ様・自信がある・誠実でないこと多々・一問一答の面接のようなお見合い」。つい、ドキドキワクワク、ジェットコースターみたいな、絶叫マシーンのような刺激的な関係を求めてしまい(それが好きだという感情だと思ってしまい)、後者の男性を求めてしまう女性も多いだろう。これはほぼ婚活大迷走路線だ。彼らには30代前半にもなると、まずお見合いが組めることもラッキーレベルだとは前回のシリーズ3で書いた通りだ。彼らにこだわっていたら、お見合い申し込み→お見合い不成立を永遠とスパイラルを繰り返し、1度お見合いとなっても、彼らには強敵が山のようにいて、本当に彼らから一目惚れされるくらいでければすぐにお断りとなってしまうだろう。そんな彼らに、ずっと固執していたら年齢だけが日に日に過ぎていくだけという状態になる。

 

注目すべき株は、絶対に絶対に女性にあまり慣れていない人(※シリーズ3の表では、A/F、D/I、E以外)だと私は思う。(※何度会っても打ち解けられずコミュニケーションが成立しない人はダメだが。)

私が考える幸せな結婚に照らし合わせれば。

誠実さ、素直さがどれだけ貴重か、あらゆる男性を見ればよい。

女性でも素直になれないかわいくない女性は沢山いる。(婚活当初の私)

誠実さ、素直さがあれば、もう万々歳ではないか。

私の友人も100%、このタイプの男性と結婚し、とても幸せな結婚生活を送っている。

旦那様は、不器用かもしれないけど、結婚した女性をずっと好きでいてくれて、家事や子育てを一緒にパートナーとして当たり前にしてくれ、ちょっぴり変だった服装も結婚した女性が「これ似合うよ!」と選んであげたら、「ほんと?!」と喜んでヘビロテしてくれるような可愛い男性たちだ。

かつて婚活の3つの力の何かが欠け、自信がなかった女性が、正しく3つの力をつけ、素晴らしい旦那様の素質をもつダイヤモンドの原石のような男性(この人たちも稀少であることをどうかわかってほしい!!!)を見つける目をもち、彼らを自信のある男性にしていくのである。

 

 

振り返る、あれが私の地雷だった婚活分析シリーズ:

『1:40歳、バツイチ、180センチ超えの体格がよいイケメン』(Aの要素を含むBタイプ)

 まずはじめに。こうして冷静に振り返ることができるのも、今わたしがわたしにとって一番の主人に出会い、穏やかな結婚生活を送ることができているから。主人に心から感謝をしたい。幸せな結婚を信じ続けて頑張った自分にも拍手を送りたい。

 

婚活の3つの力が貧弱だった相談所入会当初(IBJ直営店の仲人のもとでの活動)に出会った男性との婚活を今日は振り返りたい。所謂スーパー肩書きからお見合い希望相手を選んでいた頃。

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40歳、バツイチ、180超えの体格のよいイケメン。旧帝大卒。同じ大学卒ということもありお見合いを申し込んだ。すると、相手もお見合いを同時に申し込んでくれていて、お見合い成立。

 

【お見合い】

お見合いのため指定されたホテルラウンジに向かう。もう肩書きやイケメン・体格の良さに、気持ちはそわそわ。早く着きすぎて、化粧室でメイクなどを確認する。洋服は自分のなかで派手さを抑えた組み合わせ。

 

一足早く待ち合わせのラウンジに入る。しばらくして背の高い写真どおりの男性が登場。緊張を抑えながら、挨拶をする。さりげなく「写真よりもおきれいですね」と言われる。

まだ入会したばかりでお見合い3人目くらいの私。相手のお仕事の話などを聞いたほうがよいのかと勘違いしており、積極的に聞く。一生懸命仕事をしている話を聞きたいと思っていたが、部署の人間関係で困っている人がいる話などが出てきて、「え?」と思う。

一方、男性からは私の幼少期、どんな子どもだったのかを聞かれ、それに対して答えると「可愛いですね」と笑みを浮かべ、自分の幼い頃の話も楽しそうにしてくれる。

 

こちらがお見合いで聞きたいと思っていた人となり(仕事頑張っているか、休日はどんな充実した生活をしているか等)はほとんど聞けず(ゆるく流され)、お互いのたわいのない話で1時間半が終わる。少し拍子抜け。自分としては手応えがなかった。

 

【お見合いの結果】

しかし、相手はすぐに仲人へOKの返事。

私は正直、手応えがなく、いまいち気乗りしなかった。

しかし、1度会っただけで何がわかるというのか、まあ進めてみるか、と仲人へ「OK」の返事をする。

その後、すぐに電話がきて、「とても楽しかったこと、自然体で話せたこと、また次を楽しみにしていること」を告げられる。まだ私の気持ちはどこか冷めている。

 

会社から帰宅時、「今度出張で北海道にいくので、おみやげを買ってきたいです。何かリクエストがあれば教えてください」とメールがくる。変わらない日常に、久々に男性の気配。次の最初のデートが楽しみになる。

デート前日、丁寧に地図付きの待ち合わせ場所が添えられたメールを受け取る。

 

【最初のデート:表参道・青山散策】

お昼を過ぎた午後、表参道の待ち合わせ場所にはやめに到着する。ほどなく、背の高いイケメンの大人の男性が笑顔で近づいてくる。目立つなぁと思う。

お見合いは男性はスーツやジャケットをきているので、男性の日常の服装はデートのときに初めて知ることになる。イケメンは、爽やかなシャツにデニム、スマートな大人の靴を履いている。「おお、デートっぽいな」と胸が踊り始める。私の服装は、お見合いのときよりも自分好みの服装。

表参道・青山を自由に散策。オーダーメードの家具店や、隈研吾氏の建築で有名な台湾のパイナップルケーキのお店を楽しむ。

家具店でソファに並んで座ると、なんだか緊張。この人と結婚してソファに一緒に座っている姿を想像(妄想)してみたりする。道を歩いていて車がくると、さっと手をひいてくれる様子もとても自然に感じる。

帰り際に北海道のお土産を渡され、御礼を伝える。

帰宅後、チョコレートを開けて写真をとり、写真とともに御礼を伝える。

 

【仲人への報告】

とてもおしゃれなデートができ、楽しかったことを伝える。また次も会ってみたいと思っていることを伝える。

 

【次のデートに向けた連絡のやりとり】

相談所では、どちらかが「次はもう必要ない」と判断し、仲人に伝え、相手側の仲人を通じてお断りを知らされたら、以降直接当人同士でやりとりをすることを許されていない。

お断りの連絡はこなかったが、2週間ほど相手仲人、男性から連絡がなく、不安にかられる。当時、ほかに成立したお見合いや仮交際している人はゼロ。

意を決して、「前回がとても楽しかったこと、またぜひ会いたいこと」をメールしてみる。男性から「しばらく連絡できていなくて申し訳ないこと。実はお見合いが他でも成立しており、土日が塞がっていること。これを話すと申し訳ないと思い言いづらかったこと」が伝えられる。私は、これを聞いてもう男性に固執し始めている。しかし理解のある女性を演じる。「相談所にいるのだからお見合いが他にあるのは当たり前だと思っていること、でもまたぜひお会いできたら嬉しいこと」を伝える。男性からは、「理解に感謝していること、自分もまた若草さんと会いたいと思っているので時間調整まで待ってほしいこと」が告げられる。

私は、「待ちます!」の状態に入り、彼との関係・デートに勝手に婚活掛けている。

 

その後、しばらくしてデート日が決まる。

 

【2回目のデート:お台場】

やっと決まったデートにるんるん。この日のために、ピンクのスカートを買ってしまった。新橋で待ち合わせてゆりかもめに乗りお台場へ向かう。

モテる彼とデートをしていることが嬉しくて、私の気持ちはこれまで以上に舞い上がっている。けれど、彼はどこか疲れた様子で、お見合い・最初のデートほど気持ちを感じない。女の勘が働く。

科学未来館などで時間を過ごすが、みたいもの、興奮するものがあまり合わない。

相手の私に対する興味もいつになく感じない。

夕方になり、食事をしようとなる。お互いに事前にリサーチをしていない。彼もしていない。適当に見つけたお店に入り、お肉を焼いて食べる。

 

改札で健気に彼を見送り、振り返る彼に熱いものは感じない。

帰宅後、御礼のメールを送る。

 

【次の日】

仲人から、「仮交際終了」の連絡がきて、仕事の手をやめ、化粧室へ。

化粧室から仲人へ連絡をする。

会社から直営店が近かったので、その日の仕事が終わって仲人のもとへ行く。

「彼はとても人気のある会員さんで、お見合い・デートができないと投げている女性も私の受け持っている会員さんでも実はいる。若草さんは、彼に会えただけでラッキーだと思います。彼も時間をつくって会ってくれたと思います。今回は残念ながらご縁がなかったと思い、次に行きましょう。」と伝えられる。

 

心はなんだか泣けてくる。

出会いの場面で相手が前のめりで、でも次第に気持ちが私のほうが高まっていき、すれ違って終わる。これまでの恋愛と一緒だと気づく。

 

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多くの人と会った相談所。あのひとは今どうしてるだろう、とふと思う男性たち。

 

次回、

『1:40歳、バツイチ、180センチ超えの体格がよいイケメン』(Aの要素を含むBタイプ)

との婚活地雷分析を行う。