ブックサンタ2019に初めて参加してみたー私も「日本の誰かのサンタ」になることができるイベント
私も「日本の誰かのサンタ」になることができるイベント
先日、1歳の息子が通う保育園でクリスマス会があり、最後のおたのしみにサンタクロースがやってきた。サンタクロースは、夫だ。なんでも、先生の間で「若草さんの旦那さんがぴったり!」と満場一致で意見があがったらしく、夫にサンタクロース役の打診がきたのだった。夫に話すと照れながら嬉しそうな様子。子どもにとっても良い思い出になるだろうな、と夫婦で話して「引き受けよう」と結論に至った。
当日はすっかりサンタクロースのおじいちゃんに扮した夫。そういえば、女性には残念ながらサンタクロース役を演じるのはなかなか難しいかもしれない。
しかし、今年、私も「日本のこどもの誰かのサンタ」になることができるイベントを知り、早速参加をした。(書店には残念ながら足を運べず、オンラインでの参加だ)
参加方法はとても簡単で、普通にネットで本を購入するイメージでクレジット等で決済を行える。その本が自宅に到着せずに、サンタさんからのプレゼントを楽しみにしてくれている日本のどこかにいる子どもに届けられる、というしくみだ。
セレクトできる本は絵本。懐かしい絵本が一覧に並んでいて、すぐに3冊を選んだ。
どれも子どもの頃に好きだった思い出の本だ。
○アーノルド・ローベルの『ふたりはともだち』
○スーザン・バーレイの『わすれられないおくりもの』
○ミヒャエル・エンデの『モモ』
この3冊が、誰かをクリスマスに幸せにできるといいな。
今はふるさと納税やクラウドファンディングなどで、自分のお金を自分の意志で寄付という形でより明確に使うことができるしくみがある。とても良いことだと思う。昨年は赤十字を通じて日本と海外の困っている方の援助募金を年末にしたが、単にお金を払うよりも、こうした絵本でもう少し具体的に自分の心を込めて誰かの笑顔を思い、寄付ができることがとても嬉しい。
万一、こどもが持っている本が届けられた場合には、「おや、あわてんぼうのサンタさんで間違えてしまったようじゃ。後日、小人に届けさせるからね。」と子どもに伝えて、持っていなくて希望する絵本を保護者に確認した上で、郵送対応いたします。
とのこと。子どもの笑顔が作られる確率もあがる安心感もありがたい。