親がSMARTゴールで幸せな人生を歩んでいる姿をこどもに見せ続けることがまず大切である

子どもの幸せな未来を願うならまず親がSMARTゴールツールで幸せな人生を歩んでいる姿を見せること

2018年の記事・書籍だが、自分にこどもが生まれて、習い事や教育方針について考えるなかで出会ったこの本はとてもとても重要な示唆を与えてくれた。

著者も、お子様も、とても優秀で、努力家で、目標に掲げた素晴らしいゴールにそれぞれが到達している。

そのゴールは沢山の人から称賛を浴び、尊敬の眼差しを受けるものだろう。

もちろん、我が子もそんなゴールを目指し、到達できたら親としてはそれはそれは誇らしいだろう。

子どもが生まれたら、「こんなふうになってほしい」、「やはりできればいい大学へいってほしい」などの親の欲が出てくるものだ。子どもに望むことばかり考え始めるのだ。この本が与えてくれた重要な指摘は、「子どもの幸せな未来を願う・望むなら、まず親がSMARTゴールツールを用いて、自分の望むキャリアを目指し、ひたむきに努力し到達し、幸せな人生を歩んでいて幸せな姿を見せることがまず大切である」ということだ。

親も、忙しい毎日のなか５年１０年先のキャリアビジョンを考えることも難しく、日々の仕事やるべきことに追われ、惰性的に生きていることが往々にしてある。

そんななかで、「将来何になりたいの？」「どの高校・大学にいきたいの？」などの問いを子どもにだけ親の責任と思って一方的にするのは、よくよく考えると疑問のある行為かもしれない。親だってキャリアがわからなくなることもあるし、泣きたくなるときもある。忙しくて考える余裕さえないときも多い。でも、子どもに人生の歩み方を親が教えるには、親がまず目標を描き、行動し、目標達成して幸せな姿でいることを体現することが最も重要かもしれない。

キャリアは悩みばかりだが、それも含めてこどもにオープンに会話し、目標を見つけたときは笑顔で子どもに伝え、ゴールに向けてSMARTゴールツールに記入しながら日々進めていきたい。そんな親になっていたい。

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