AMH検査結果が1ng/ml以下(約0.9ng/ml)だったけど無事に妊娠・出産したことを振り返って
2017年12月AMHの検査結果を受けた当時を振り返って
AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査を知ったのは、仲良しの友人が妊娠をして一緒にお祝いの食事をしていたときのこと。彼女がこの検査を受けたよ、と教えてくれたことがきっかけだった。
自宅に帰り、「自分の身体の状態を知ること」はとても重要だと思い、次の日には比較的都心で受けやすい金額(¥8,000以下)を提供している北参道のはらメディカルクリニックで検査予約をしていた。
AMHとは、浅田レディースクリニックのHPより抜粋すれば、
「卵巣予備能(※)の目安となる評価指標で、不妊症治療領域では近年話題になり注目されてきております。
(※卵巣予備能とは、卵巣の中に残っている卵子の目安のことです)
AMHの数値が表すのはあくまでも卵子の在庫の目安であって、その卵の質がいいか、順調に育つかは年齢に一番よく相関します。卵子の老化は実年齢に比例するのです。ですから、同じAMHの値であっても、年齢が高くなればなるほど反応は悪くなります。」
とされる検査である。
毎月必ず生理もきていて、自分の身体は順調だと思っていた。気になることがあるとすれば、冷え症だと言うこと。
だから、2週間足らずで検査結果が郵送されてきたときには驚き、泣いてしまった。
AMH検査の料金値下げについて – はらメディカルクリニック
結果は、年齢は実際の34歳に対して、卵子の在庫の数は43歳程度。1ng/ml以下(約0.9ng/ml)。
レポートには「体外受精を推奨する」といった内容が書いてあった。一番迅速な対応を求める、という段階であった。
何かの間違いではないか・・・34歳で結婚した私はできる限り早く子どもができればと思っていた。このレポートには、子どもを望むのであれば、今すぐにでもリアルな対策を講じなさい、ということが記されてあったのだった。
主人が帰宅するや否や、再び涙を流し、主人を慌てさせた。
気持ちの立て直しー当時メモしていた言葉
日々、日記に気になる言葉やメモを書いている。
当時を振り返ると、次のように書いていた。
「AMHの値が届いた。意外な結果でとても悲しい。でも、やれることある。頑張る。
今、やるべきことがはっきりとわかった。はやく分かってよかった。
ストレスのない生活。そして栄養バランス、冷え改善。
そして笑顔の妊活計画を考える。食事・睡眠・運動(冷え改善)を見直し、体全体のパフォーマンスを上げるのが大切。
『AMHは妊娠のしやすさを表す値ではない。質とは別問題。』
残っている卵子をどうみて、考えて生かしていくかを考えることが大切。
良い卵子を1つ。着実にできること。
1つの卵子を大事に育てるイメージでしっかりと体作りをしていく。」
次の日には、とても前向きになれていた。
今の現状がわかったのだから、これから効果的な対策を考えていくだけ。
やることがはっきりしたからだ。
その週末には、新宿小田急百貨店の漢方のお店で夫婦で漢方を処方してもらった。私は冷え改善、主人はぽっちゃり改善。
森三中の大島さんの妊活本を買って元気をもらったり、土日は夫婦で2時間ウォーキングを始めたり、まずは3ヶ月自分たちでできる改善を試みようと夫婦で考えたのだった。
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1月に妊娠がわかったー私が個人的経験から伝えられること
大島さんのように、「前向きに」妊活を意識し生活をし始めて、ほどなく1月に妊娠がわかった。
夫婦でびっくりした。しかし、すぐに思い出したのは、AMHの結果は「妊娠率ではない」ということを書いているクリニックの先生の言葉だった。
年齢が重要であることも書かれてあった。私の体に訪れてくれた命はとても大切なものだと思った。
そして、当時私は会社の人間関係で本当に苦しんでいて、もし主人という自分の味方がいなければ、自分の命を真剣に考えていたかもしれない。毎日会社に行く前泣いていた。そこまで追い込まれていた。
だから、自分を救ってくれるために新しい命が来てくれたのではないか、と思った。
「この優しい子を大切に育てよう」と心に誓った。
そして、無事に出産し、今35歳で新しい命が再び来てくれている。
当時、AMHの結果がきて、とても落ち込んだけれど、命がこうしてやってきてくれたこと。
私は、同じような状況で悩んでいる方がいれば、私の個人的経験という限られた材料になってしまうが、私の結果に元気を感じてもらえることができればとても嬉しいと思う。(誰かに不快な思いをさせるつもりでこのブログを書いているつもりは全くありません)
人間ドッグに始まり、妊娠に関するあらゆる検査が世の中に存在する。
自分の現状をまず把握すること。これは、「幸せな人生マネジメント」の第1歩だと思う。
夫婦でこれから、子どもを育てる責任を果たすためにも、家族が健康でいられるよう、人生の土台に関わる身体の検査はこれからも積極的に受けていきたい。